翡翠に関するデータ

	名　　前	翡翠。千歳同様、姓のない種族（種族？）なので。ベータ・ゾーンでは姓がある人間の方が少ないのです。
	使用武器等	正当な説得力のある弁論、弁舌、全く正当性はないけれど妙に理屈だけは通っている小理屈、毒舌、屁理屈。つまり全部口頭での攻撃（？）および防御です。あと、護身用に小さな銃を懐に忍ばせています。「武器」と言えるのはこの護身用の銃くらいでしょう。正式名称不詳、というか決めてません。デリンジャーだと可愛いかもしれない。デリンジャーというのは実在する（した？）銃の名前で、確か「ルパン三世」の峰不二子がオープニングで持ってたシーンがあった気がします。散弾銃のようにぽきりと中折れする形で弾丸を装填します。二連式です。作者もモデルガンを所有しています（むかーし、兄からプレゼントされた）。
	生年月日・出身地	生年月日は判明していますが、神伊が決めていないので不明。「２４歳」は確定です。 　実はかなり長い間「二十代中頃、程度にしか決めていない」と思っていましたが、ばっちり一巻でくっきりはっきり「２４歳」と明記してあるのを見つけたときは死ぬほどびっくりしました。他の本やサイトにある長・中・短編で「２４歳」以外の表記をしていないかどうか、怖くてとても確かめられません。なのでこの先もきっと確認作業はしないと思いますので、違う年齢が書いてあったらそれぞれ自分の中で「２４歳」と読み替えること。←命令かよ。 　翡翠も千歳同様、ノイエ・オサカシティー出身ですが、幼い頃に両親と生き別れ（孔雀の両親に殺されたようです）ました。翡翠の収容された孤児院では比較的年長になってから施設入りしたため、「親に可愛がられて育っていて、もし事件に巻き込まれなかったらココに来ることもなかったであろう子供」である翡翠は同じ施設にいた「親に可愛がられなかった子供達」から「親に可愛がられない子供、が当たり前」という「常識」を守り、唯一例外だった翡翠を排除するため、ありとあらゆる相当の攻撃を受けたようです。その一つとして「その時に死んでいなかったのは奇跡」だったくらいに深い古井戸に突き落とされた経験があります。
	身長・体重や外見など	男性としては小柄で華奢、線の細い色白の美形。らしいです。でも、背の高さは孔雀にはほんの少しだけ勝っているらしいですよ！体重は数値的な設定はありませんが、軽いようです（「紙みたいに軽い」とは孔雀談）。身長も確か「１７０センチはない」、と絵師の川獺屋さんに言ったと思いますがもう忘れました←おい！ 　一番最初に「治安『判事』」を設定したときに決めた事柄は殆ど皆無にも等しいほど僅かなものだったのですが、いつの間にやら「色白」で「美形」になっていました。アレ？そんなに美形ばっかりの世界にするつもりはなかったので、「それなり」「普通」程度の容姿にするつもりだったはずなんですが・・・サイトに載せる短編を書いていくうちに、「病弱」「色白」「美形」が調子に乗った神伊の筆によって加速し、決定されていったような気がします。アレ？ 　髪の色は黒、目は緑。いくら平行世界のベータ・ゾーンとはいえ「日本人」としては変な色の組み合わせになってしまいましたが、これも例の通り例の如く、「なりゆき」・・・誰だよ、「ガザには緑の月が昇る」「ガザの月の色にそっくり」「ガザの月と同じ色」とか言ったの。孔雀か！・・・てゆーか「孔雀が言った」んなら「神伊が言わせた」ので、結局は神伊のいい加減さがモロに出た好例の一つ、ということですか・・・うわー何かイヤだ（翡翠はもっとイヤだと思ってると思うよ）。 。
	家族構成	父と母がいました。（幼い頃に目の前で惨殺されました）。 　兄弟姉妹、親族もいません。法律大学在籍時代、沙綾（さあや）という名の婚約者がいました（婚約指輪まで渡し、受け取ってもらった仲）が、何か事件に巻き込まれ、またもや目の前で惨殺されたようです。以来、完全に孤独になってしまいました。 　今現在は『法廷』専用の官舎に入っています。独身寮なのか家族寮なのか、またもや神伊のせいでグダグダで不明です。近所に子供がいるらしい（以前に孔雀がゲームの遊び相手になって、真剣に遊ぶあまりに子供を負かして泣かせた過去あり）し・・・どうなってんだ、『法廷』官舎は！←オマエが言うな 　家にはあまりモノがなく、すっきり綺麗に片づいています。神伊の家と大違いだな！ただ、孔雀が持ち込むワケの分からないモノ（毛布とかくまの縫いぐるみとかオモチャとかゲームとか）が多少侵食しているようです。冷蔵庫の中もかなりすっきりしていて、たまの休みには食べるものがなくて買い出しに行かなければならないようです。ソコは神伊の家の冷蔵庫と一緒だな！←自炊しろよ
	職業	治安『法廷』所属、治安『判事』。 　『法廷』内で一番扱いが悪く、序列も低いところですが、『ガーディアン』機構を成立させるために特別立法を出して通した実績はかなり評価されているようです。 　法律大学を出て『判事』になるための試験を受けてずば抜けた成績でのトップ合格を果たしたため、あちこちの『法廷』から「ウチに来ないか？」とお誘いを受けましたが、本人の希望は治安『法廷』入り一本であったため、「ウチの誘いを断りやがって」という余計な恨みも買っていそうな気がするような←どっちだ 　『法廷』には『判事』の他に「『法廷』事務官」と「代行執務官」「代理執行官」の三種類の職種があるのですが、「『法廷』事務官」はその名の通り、経理等細かい簡単な事務処理をする人間で、比較的女性が多い職種です。治安『法廷』には春菜（はるな）という可愛い女性事務官がいます。決して孔雀のように「ハルサイ」とは呼ばないように。 　「代行執務官」は『判事』が急病など、『判事』としての職務を遂行できないときに『判事』の代行として『判事』の仕事をこなす人です。治安『法廷』には翡翠の法律大学時代の後輩、若葉がこの職を翡翠から辞令を出されて就いています（代行執務官は一度就任すれば代理執行官と違い、そう簡単に他『法廷』に異動できないため、基本的には当人の希望がなければ辞令は発令されないことになっています）。 　「代理執行官」は空席。以前は若葉がこの職務についていましたが、当人からの強い希望と、どうしても代行『判事』が必要になった時に翡翠が（半ば仕方なく）代行執務官発令をして若葉は目出度く治安『法廷』所属の人間となりました。
	行きつけの店	とくになし。強いて言えば『法廷』部内の食堂と近所のスーパー、後は庁舎街のど真ん中にあるカクテルバー「カラーズ」くらい。大概が孔雀に無理に連れて行かれる程度ですが、たまに一人でふらりと「カラーズ」に行き、二、三杯ほど飲んで帰ることがあるそうです（「カラーズ」オーナー兼バーテンダー志野さんの証言による）。
	その他	よく体調を崩して高熱を出して寝込んでいるイメージがありますが、それはたまたまそういうことがあった時の話を神伊がしょっちゅう書いているからであって、病弱ではありますが、そうそう寝込んだりはしていません。治安『判事』はとてつもない激務なので、いつも顔色が悪く倒れそうですが、逆に、倒れて執務に支障が出ない状態を保っている程度には健康なようです。 　普段は理性的で、大声を出すようなはしたない真似は一切しない、逆に「ちょっとこいつ感情の回線切れてんじゃね？」というほどに冷静で無感情、理知的な感じですが、孔雀が関係してくると理性という名のヒューズがいとも簡単に消し飛んで、とてつもなく感情的になることがあります（場合による）。もちろん一里四方に届くような大声で怒鳴りつけることも「普通」になります。 　以前、『警察庁』玄関口で催眠術者に術をかけられて誘拐されそうになったこともありますが、孔雀絡みのこと（とてつもなく翡翠の個人的で主観的な見方をすれば、ですが）のことを言われ、理性が飛んで術を破ったのはもちろんのこと、術者に対し殴る蹴るの暴行を働いたという過去があり、本気で怒ると何をしでかすかわからない人物でもあります。普段大人しいヤツほど切れると怖い、という言葉は本当のことらしいということを実証しました。 　『警察庁』の人事部係長、課長代理兼務の揚羽巡察監理官とは年齢は違いますが法律大学での同期生で、男女の仲を超えた「友人」として数少ない個人的な付き合いをしているようです。揚羽係長には婚約者が居るような居ないような、何かよくわかりません←決めてないんだったら公の場所に書くな。な？
	極秘事項	設定段階当時、殆ど設定は皆無に近く、かなり「どうでもいい」ポジションだったようだ。登場当初と現在のイメージが全く違うのは、そのせいである。 　あと、近頃は孔雀のせいで「奢る」という言葉の意味と使い方を徹底的に粉砕され、全く使えなくなっているらしい。機嫌の悪いときにこの言葉を聞かせると本気で怒ることもあるので要注意。